みんなで水戸黄門体操♪

２月からリハビリテーション室で新たな取り組み（集団で音楽に合わせて体操）を始めました！！

入院されている患者さんの世代を考えて、皆さんが聴き馴染みがある曲ということで、水戸黄門のテーマソングを選曲しましたところ、曲を知っている方が多く患者さんの反応も上々でした。
患者さんの能力に違いがある為、みんなで同じ動きができなくても、『他の方と一緒に楽しく過ごす』ということをこの集団活動の目的としました。参加したスタッフ、患者さんともに同じ時間を共有する事ができ、集まってくれた方々に一体感が生まれました。

体操が終わった後は、一緒にぬりえができる場を提供し、患者さん同士や担当以外のスタッフとの交流の輪が広がりました。製作頂いた作品は、正面受付前にて大きな日めくりカレンダーとして掲示させてもらっていますので、是非見に行ってみてください。

２月は全部で５回開催しました。集団での活動が定着してきており、参加されるときや帰室されるときは、自然と手を振り合う様子もみられました。感染対策の為、マスクはまだ必要で表情が分かりづらかったり、言葉が聞こえにくかったりしますが、ジェスチャーを交えることで相手が自分の事を受け入れてくれている事が伝わります。スタッフも含めて患者さん同士で交流する姿がみられたり、スタッフが担当患者さん以外の方にもどんどん声をかけてくれる姿も増えました。その場に自然と笑顔が増え、少しずつこの集団活動の目的が浸透しつつあります。

病院としては、質の高い医療の提供（総合診療）、地域貢献、働きやすい職場作りを目指しています。この取り組みをきっかけに患者さんやスタッフの笑顔が増え、生きがい・やりがいが見つかってほしいです。また、「緑駿病院は患者さん、スタッフが楽しそうに生活してるね、仕事してるね」「療養するなら緑駿病院がいい」と地域からも選んでもらえるような病院になれるよう、今後もチャレンジしていきたいです。